デスレス 7 六道神士著

時(しだ)を食う妖怪と合体した女子大生の話。

僧侶のミイラに攻撃され苦戦。何度倒しても蘇る不死の怪物。おまけ、素体にされてるのがスザクの元旦那さんなので、情もうつる。怪しい教祖から吹きこまれた対策で、ミカサ婆を取り込み幼女にまで若返らせる。その理由は幼女時代が千里眼のピークだったから。

二人の力も加わって、最盛期を上回る千里眼発動。相手が過去から攻撃しているのを突き止める。三人分の力が合わさった故か、片手だけとはいえ時を越え、相手のひとりを張り飛ばし。死んだ旦那さんとも話せて一件落着。と、思ったら。

何故か歴史が変わり。死んだはずの人が生きていたり。怪しい教団が消滅してる。過去で張り飛ばした相手が教団の開祖あたりだった? 伝奇漫画と思っていたら時間モノのSF化。

予想外の展開ですが。時を食う設定だから矛盾はしてない。それはさておき。表紙の女の子はだれだろうと思っていたら。まさかのあの人。三回恋をしたらしいスザクのお相手の中で、犯罪といわれる情人って何? もしかして稚児さん相手?　などなど想像しつつ次巻。

デスレス 7 (ヤングキングコミックス)